コーヒーの一番の楽しみは、豆の一種一種、一粒一粒のハーモニーからなるブレンドにあると僕は思っています。
時代に左右されず、また自身のこだわりを持って、これが僕のカップ一杯の中でコーヒーを楽しんでもらえる味わいというものを表現した焙煎豆を4種それぞれの焙煎度合いでブレンドしたものをメインブレンドとしてご用意しています。

コーヒーの木が花を咲かすまで数年、そしてそこからコーヒーチェリーと呼ばれる果実になるまでの月日を経て収穫され様々な工程により乾燥させられるコー ヒー豆たち、そこに費やされる農園関係者の想い、収穫され様々な工程・流通を経て運ばれるいろんな人の想いが詰まった一粒一粒のコーヒー豆の個性を引き出 すタメに、一種一種それぞれの味わいを楽しんでもらえる、試してもらえる、その時々で取り寄せたシングルオリジンなどのストレート豆をご用意しています。

いろんなコーヒー豆の個性がある中、その個性を引き出しながらも、それぞれのコーヒー豆をブレンドすることによってさらなる味わいに広がり、奥深さを感じてもらえる手段もあります。 様々な焙煎方法で、様々な焙煎度合いで、様々なブレンド内容によって調和され、いろんな味わいを表現していけるブレンドの楽しさを感じてもらうタメに、僕自身が意図を持って配合したコーヒー豆のブレンドをご用意しています。

スペシャルティーコーヒーやカップオブエクセレンスにフェアトレードなどなど、コーヒー豆を取り巻く環境が様々に広がり、また明確になり、生産者や生産状況、収穫時期や収穫状況などの流通に関しても明確性が広がり、さらに言えばコーヒーの飲まれ方や器具・機械などの普及で、楽しみ方も様々になり、コーヒーには無限の可能性が秘められているように思えます。 そんな時代の流行を追って、その時々のトレンドとなる味や豆を選び、「そらから…」からも何かを発信していけるような豆の焙煎を僕が表現し、ストレートやブレンドなどで楽しんでいただけたらと思います。

とにもかくにもオリジナリティが大切かなと思っています。出来る範囲のことは自分の力で、自分の個性を大事にしながら、“K*O-style”という勝手に自己満足のセカイで広がるデザインを中心に様々なアイテム作りが出来ていけばと思っています。 そのデザイン又は制作活動の中、オリジナルなカラーを最終的にデータやカタチにしてくれるタスナナデザインと共に、手にする人の心に届く“なにか”を引き出す物作りが出来ればと思っています。